なしの品種一覧

なしの主な品種を紹介します。

幸水

出荷時期:8月中旬~9月中旬

「菊水」と「早生幸蔵」の交配品種で、赤なし系の代表品種。果肉は白く、果汁が多く甘味の強いのが特徴。

豊水

出荷時期:9月上旬~10月中旬

「リ-14」(菊水×八雲)と「八雲」の交配品種の赤なしです。果肉は白色で柔らかく多汁で甘味が強いのが特徴です。

南水

出荷時期:9月下旬~12月

長野県オリジナルの品種。長野県南信農業試験場で、「越後」と「新水」を交配し育成した赤ナシで、糖度が14~15度と高いのが特徴です。貯蔵性も良いため、産地で貯蔵された果実は1月頃まで出荷されます。

あきづき

出荷時期:9月中旬~

あきづきはフルーティーな匂いのする梨で、「幸水」の持つシャリシャリとした食感と「豊水」の持つ果肉の柔らかさといった特徴があります。秋月の糖度は豊水と同等の約12度と高く、ほとんど酸味がありません。甘くてジューシーな味わいが魅力です。

サンセーキ

出荷時期:

二十世紀梨は通常、傷や病害虫から実を守るために、途中で果実に袋を被せて育てますが、この袋を被せず太陽日に十分当てることで糖度を上げ、より甘い梨にしたものを「サンセーキ梨としてJA長野が商標登録し出荷しています。

サザンスイート

出荷時期:8月中旬~

長野県南信農業試験場育成が日本なし「八里」に「南水」を交配して育成した品種で、「幸水」よりも早く収穫できる早生種です。日本なしの早生品種の中では大変甘味があり(「幸水」よりも甘味が
強い)、シャリ感と歯応えもある上、果汁が多くジューシーなため、暑い夏にお勧めの梨です。

オーロラ

出荷時期:8月下旬~

オーロラは洋梨の良い資質をしっかりともち、十分に熟した果肉は果汁たっぷりで柔らかく、舌の上でとろけるような食感が楽しめます。甘みと酸味のバランスもよく、芳醇な味わいです。

ラ・フランス

出荷時期:10月上旬~12月中旬

フランスで発見された西洋ナシの古い品種。滑らかな肉質と高貴な香りをもち、外見は個性的。西洋ナシの中で最も人気が高く、「果実の女王」とも呼ばれています。

ル・レクチェ

出荷時期:11月上旬~12月下旬

ラ・フランスと同じ明治36年にフランスから導入されたもので、特徴は果実の大きさが350g~400gと大きいこと。芳醇な香りと滑らかな食感の美味しさです。追熟すると果皮色が黄色になります。

マルゲリットマリーラ

出荷時期:8月中旬~

マルゲリット・マリーラの特徴は何と言ってもその大きさです。平均で500~600gと西洋梨の中でも最大級の大きさです。繊維質な果肉で甘酸のバランスに優れ果汁も豊富。そして1玉が大きいので食べ応えも抜群です!